気がつけばしからば

モノだけじゃなく、経験もシェアしよう!ということで、自分が経験したことの中から気づいたエッセンスを綴ります

死ぬ気で行きたい世界遺産

世界遺産を扱う書籍やサイトにはよく『死ぬまでに行きたい』という枕詞が付いていますが、『死ぬ気で行きたい』というのは未だかつて見たことがありません。

世界遺産=観光地のイメージが強いですが、森の中を何時間も歩かないと辿り着けない場所にあったり、いつなんどき弾が飛んでくるかわからない紛争地帯にあったりと、観光というゆるふわな志では辿り着く前に生き絶えてしまうような物件が多く存在します。

しかし。

身の危険も顧みず、たとえ死んでしまう恐れがあったとしても、絶対に行きたい世界遺産はあるはずです。

そこで、今回は死ぬ気で行きたい(と私が思っている)世界遺産を3つ紹介します。

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1.ニーラゴンゴ山

ニーラゴンゴ山

By Caitjeenk

アフリカ中央部に位置するゴンゴ共和国にある、ヴィルンガ国立公園内の火山。

一番に挙げていることからわかるように、いまが盛りの活火山です。2002年に大規模な噴火を起こしており、溢れ出した溶岩流が麓の村々を潰しながら遠く離れた街まで到達し、100名近い死者を出しました。

それから以来比較的落ち着いており、火口が見えるところまで行けるそうですが、そうかといって油断は禁物です。2007年に観光に来ていた人が火口に転落、死亡しています。

危険度はかなり高く、死ぬ気で行きたい世界遺産と言えるでしょう。

 

2.エルサレム

エルサレム

By Gugganij

中東にある都市。複雑な事情により、ユネスコはどこの国にも属さない『都市』として世界遺産に登録しています。

1kmに満たない小さな都市ですが、大きな3つの宗教がその聖地としている場所で、紛争が絶えません。

歴史的密度は文化遺産の中ではトップクラスだと思います。市街地を取り囲む壁も美しく、是非一度訪れたい場所です。しかし、いつ銃が火を噴くかわからない紛争地帯。まさに死ぬ気で行きたい世界遺産です。

 

3.ロライマ山

ロライマ山

By Yosemite~commonswiki

南アメリカ北部・ベネズエラのカナイマ国立公園内にある世界最大級のテーブルマウンテン。地球上、最後の秘境と言われています。

登頂するのに6日はかかるそうで、その道のりは決して安易ではないでしょう。しかし、頂上から眺めるこの絶景!!これはもう、本当に言葉にならないと思います。

もし私が病の床に倒れたとき、這ってでも行きたいと思える場所、ということで死ぬ気で行きたい世界遺産に入れました。

 

以上、死ぬ気で行きたい世界遺産でした。

(いずれこういうタイトルの本が出てくれないかなと密かに思っています。)