コロンブスの卵-物事をいちばん単純な方法で解決する魔法の言葉-
物事を自らややこしく考てしまうひとは、まず、『どうすれば単純に考えられるか』というところから考えなければいけません(この時点ですでにややこしいですが)。
どうすれば単純に考えられるか、と考えていたときに、めちゃくちゃオアツラエムキなフレーズに出会ったので紹介します。
◯◯という問題があって、解決プランを思いついたけど、
「いやー、でも実際めんどくさいなぁこれ」
といったことに、結構頻繁に出くわします。
私は出鼻で「面倒だなぁ」と思うとめちゃくちゃ腰が重くなるタチで、一向に物事が進みません。
そこで、「解決プラン自体をできるだけ単純なものにしよう」と思い、問題を目の前にしたとき、こう呟くようにしました。
「『コロンブスの卵』はどこにある?」
※コロンブスの卵:「ゆで卵を立てよ」というお題に対して皆が難儀しているところ、コロンブスは「こんなもんこうすりゃいいんだよ」と言って卵をテーブルに打ちつけ、底を潰して立たせたというあれ
球体を立たせたいとき、一部を潰して平面をつくるのと同じように、
大きいなら切って小さくする
狭いなら壁を壊して広くする
落ちてくるなら下から支える
等々
現状(卵本来の形)を維持する考えを捨て、一番簡単な方法(一部を潰して平面を作る)で問題を解決する(卵を立たせる)というやり方です。
初めから現状維持したまま解決しようとすると、かなりの回り道になる場合が多い。
(卵立たせるために道具揃えてサイズ測って木枠を作って〜とか)
まず、「底潰したら立つじゃん」という圧倒的に単純な思考からスタートし、そのあとで「でも本当に底潰しちゃっていいのか?」と考える方が楽でかつ早いです。
「潰しちゃっていい」なら即解決、「潰しちゃまずい」なら「なぜ潰しちゃまずいのか。その障害を解決するコロンブスの卵は?」とあくまで当初の『潰す』方向でコロンブスの卵をコロコロ転がしていきます。
その過程で「やっぱ潰した方がいいな」となるかも知れないし、潰さず、できるだけ手間をかけない方法で解決するアイデアが得られるかも知れません。
とはいえ。
『潰す』という方法を思いついて、『潰す』のが最適だとわかっても、なかなかそのリスクに打ち勝てない場合もあります。(というか割と多い)
そんなときは!!!
...うーん、どうしたらいいんでしょうね。
ちょっと思いつきませんごめんなさい。
やってみたら想像したほど困難じゃなかったりするんですけど...。
この部分はおいおい考えることにしましょうか。